1章 Day.24「全体最適」

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「部分最適」と

「全体最適」ですが、

 

つまりは

私たちの身体もそうです。

 

腎臓や肝臓、肺や心臓など

様々な臓器が集まって

 

1つの身体という系を

なしています。

 

そこで例えば、

 

「心臓が悪くなった」といって

心臓を手術したとすれば、

 

当然、心臓は良くなりますよね。

 

ですが、

 

心臓の手術したことで

別の部位に

問題が起きてしまい、

 

最終的な

身体全体でみたときに

 

前よりも

状況が悪くなっている

 

みたいな話って

よくありますよね。

 

このように

現実の世界において

 

部分と部分というのは

様々な相互作用を及ぼすので

 

皆さんが思っているほど

そんなにシンプルなものでは無いのです。

 

なので、

 

町の看板によくみる

巷で流行りの「骨盤矯正」や

 

背骨の一部を

ボキボキするような手技などで

 

体のどこか1つを改良することが

そのままプラスにはならない

 

ということだけは

十分に覚えておいてください。

 

何が言いたいのか

というと

 

つまりは

 

私たちが最優先すべきは

「全体最適」という事です。

 

これを

先に決めておかないと

 

いくら部分単体を良くしても

意味が無いのです。

 

特に

 

私たち日本人は

この価値観がありません。

 

なぜなら

学校教育がそうだからなのです。

 

最終的な

キャリア・デザインや

 

人生をどう生きたいか

という壮大なテーマは無視して、

 

先にテスト勉強とかを

始めてしまいます。

 

そして、学校のテストで

どれだけいい点数を取るのか

 

というのを判断基準にしているので、

 

正に全体最適を無視して

部分最適に取り掛かっている

 

そんなイメージが日本の教育なのです。

 

例えば、もう一度

自動車工場の例でみてみましょう。

 

Aの組み立て部署があり、

Bの塗装部門がありましたよね。

 

ここで

 

Aの部署の人たちが

仕事を張りきったとしましょう。

 

Aの工程で

もし2,000も頑張られたら、

 

Bの塗装部門では

根詰まりを起こしますよね。

 

Aの人たちが

全体を見れていない状態で

 

「もっと頑張ろう」

「もっと仕事しよう」

 

なんて言いながら、

2,000も生産してしまったら

 

300しか量をこなせない

Bの部門にとっては

 

在庫が出まくり

余計に効率が悪くなってしまいます。

 

このように

 

現実の世界では

先に全体を決めないと

 

部分単体での

良し悪しは決められません。

 

骨盤が整ったからどうとか

頚椎が矯正されたからどうとか

 

それで全体が

良くなったのかなんて

 

誰も証明できませんし、

 

きっとその治療家すらも

分かっていないと思います。

 

なので、

私は検査データをとるようになりました。

 

当院での施術は

 

機能を高めるために(全体最適)

身体の骨格構造を改善させて(部分最適)

 

不調によって悪くなっていた

あなたの生活の質を

 

今よりもっと

良いものにしていきましょう

 

という目標設定を提案しています。

 

だから

 

当院でアプローチするのは

「部分最適」にもかかわらず、

 

視力が回復したり

生理痛がマシになったり

 

頭痛がなくなったり

長年の悩みが消えたり

 

社会復帰できたり

ゴルフが上達したり

 

結果的に「全体最適」となった

身体全体の機能が向上していくのです。

 

これは余談ですが

 

「ファイナンシャルプランナーの

資格はとってた方が良いですか」

 

たまに専門外で

こんな質問もされたりします。

 

しかしそれは、

 

全体を定義しないと

プラスにもなるしマイナスにもなる

という話です。

 

「Youtubeって

ビジネスに使えますか?」

 

と聞かれても、

 

あなたが何を実現したいかによって

変わってきますから、

 

「まずは全体を定義していますか?」

と、私は答えるしかないのです。

 

次のお話は、Day.25「リーダーシップ」です。

 

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