1章 Day.21「目的論と原因論 ①」

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次に「アドラーの目的論」について、

お話しいたします。

 

本来の内容とは若干異なりますが、

 

このコンテンツに

より to fit させた内容となりますので、

 

もしかしたら

皆さんが知っているものとは

少し違うかも知れません。

 

そこは予めご了承ください。

 

さて、

 

アルフレッド・アドラーとは

心理学者ですが、

 

ユングとか

フロイトと並んで

 

三大巨頭と言われているうちの

一人になります。

 

そのアドラーが提唱した

「目的論」というものは、

 

エリートや成功者と言われる人たちの

「価値観」を示しています。

 

こういった方たちは

こういう価値観を持っている

 

というのを提唱したものです。

 

エリートたちが「目的論」的な

考え方をするのに対して、

 

そうじゃない人

大衆と呼ばれる人たちは

 

その特徴として

「原因論」的な考え方をしています。

 

原因論というのは、

 

自分が今

抱えている問題の原因を

 

過去に求めるような

考え方のことです。

 

 

例えば、

 

すごく人見知りの人が

いたとします。

 

人前に出ると口が吃ってしまい

手足が震えてしまうので、

 

「人前に立つのが苦手なんです」

というような人です。

 

この人は今の状況に悩んでいて、

 

自分がこんなふうに

人見知りになったのは

 

過去に親が教育熱心で、

勉強ばかりさせられてきたから

 

友達と遊ぶ時間もなくて

引きこもるようになったんだと、

 

考えていたとしましょう。

 

この価値観こそが

「原因論」といいます。

 

過去の何かが原因となって

現在の結果がある

 

過去が現在を決めているので、

原因論は

時に「決定論」とも呼ばれています。

 

もう一つの例を挙げておきます。

 

ある女の子は海外で働きたいけれど

昔から英語は苦手で

うまく英会話できないし、

 

コロナの影響で

海外には渡航できない

 

もしもこういった価値観であれば

これは「原因論」的な考え方です。

 

何か原因があるから

結果が今である

 

といった感じですね。

 

「原因論」というのは

一見すると筋が通っています。

 

「〇〇だったから⬜︎⬜︎なんです」と、

因果関係は成立しているので

周りからも非難されることはないです。

 

でも、「確かにそうだよね」とは

思われるのですが、

 

この価値観でいると

将来も変わることはありません。

 

なぜなら、

 

過去に起きた出来事

というのはどうしたって変わらないので

 

この事実は

固定されてしまってますよね。

 

教育熱心だったことが

現在の人見知りという状態を

生んでいるのならば、

 

未来先も同じ結果ですし、

 

英語が苦手だったから

海外には行けていないのであれば、

 

一生海外で仕事することは

ありません。

 

現実の世界において

 

人見知りだった人が

そうじゃなくなる事例だって

たくさんありますよね。

 

なのでアドラーは

原因論の価値観や考え方というのは

全く本質的ではないと

主張していて、

 

目標に向かって生きる

のであれば

 

目的論で行動すべきだと

唱えているのです。

 

次のお話は、Day.22「目的論」です。

 

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