4章 Day.61「理解を深める」

この記事を読むのに必要な時間は約4分です。

 

第一領域と第二領域を

ブレインダンプして、

 

「to doリスト」を作成したり

「コアタイム」でスケジュール管理したり、

 

第三領域、第四領域で

「プリコミットメント」したものを、

 

手帳に持ち歩いて

定期的に見返すという行為は

 

これから

とても大切なことになります。

 

さらに、更新頻度を

なるべく2週間に一回、

 

1ヶ月に一回だと

個人的には少ないと思いますが、

 

それでも書き出さないよりは

マシなので、

 

なるべく2週に一回は

ブレインダンプして

再度、書き出すようにしてください。

 

プリコミットメントのほうは

後半になればなるほど

 

精度が落ちてくる傾向にあるので、

 

こまめにブレインダンプする時間を

作っておいたほうが良いです。

 

私がこの概念を学んだときは

2年間くらい意識してやり切りました。

 

すごく即効性があるので

これはぜひ皆さんで取り組んで欲しいです。

 

この概念をベースにして

ジャン・スピラー氏の「新月の願い事」

を勉強したときには、

 

すぐにピンときて

「なるほど!」と、思いました。

 

こうして他の概念を学んだときには

以前に学んだ概念の何かと結びついて、

 

それを神経伝達として反復させたときに

理解が深まります。

 

この「理解を深める」というのが

この先も重要になっていきます。

 

私たちが

依存症を断ち切れなかったり、

 

あるいは

新しい習慣を確立出来なかったりする

その一つの理由に、

 

もちろん意志力の無さが

一番の要因なのですが、

 

その次に多い理由として

「理解していない」

という場合が多いのです。

 

「そもそもそれが悪いことだとは

思ってもいなかった」とか

 

「運動がそんなに良いものだとは

全く知らなかった」とか

 

そんなケースがほとんどです。

 

人間というのは

本質的に

 

その重要性に気づいてしまったら

やらざるを得ないのです。

 

そう、

やるしかない。

 

私たちは常日頃

何かを選択して生きています。

 

食べるものや、身につけるもの

いま使っている歯磨き粉もそうですが、

 

全ては自分で選んで

生きているのです。

 

それらについて

もっと理解を深めていく

 

この成分は身体に良いのか悪いのか

自分の気分が高揚するカラーは何色なのか

フッ素配合のメリットとデメリットは何か

 

周りから聞くフェイク(ノイズ)に

惑わされることなく、

 

自らで調べて

理解度を深める

 

これからはそういう姿勢が

ものすごく重要になるので、

 

すでにコンテンツで述べている

帰納法・演繹法や、弁証法を駆使して、

 

その理解を深めていってほしいと

思います。

 

これから

「筋トレ」をするのであれば、

 

筋トレについての

あなたへのメリットというものを

たくさん紙に書き出して、

 

さらにアンチテーゼ的に

筋トレでのリスクも

同時に書き出して、

 

正反を比較して考えて、

自身のジンテーゼ(統合)を

出してみてください。

 

理解を深めることで

重要性に気づく

ということもありますし、

 

快楽という意味付けも

変化していく場合が多いです。

 

例えば、タバコ吸う人からすれば

タバコを吸うことが

「快楽」ですよね。

 

モヤモヤしたり

気持ちを落ち着かせるために

 

タバコを吸えば

スッキリする。

 

しかし、

タバコのリスクというものを

正しく理解した場合には

 

タバコを吸わなかったときのメリットが

ちゃんと分かっているので、

 

「タバコを吸わないことが快楽」

というふうに

 

まるで考え方が

変わっていきます。

 

快楽の意味付けを

変えるということは

 

意志力を最も使わずに

習慣を改善する方法の一つです。