4章 Day.56「定量的データ測定」

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それでは

 

習慣化を確立していく流れを

見ていきましょう。

 

結局のところ

「習慣化」というのは

 

慣性を働かせるまでが大変な作業で、

慣性が働き始めたらもうOK

 

ということで、

 

働かせるまでは

以下の順番を経ていきましょう。

 

これから

自分の持っている「依存症」の

マイナスの要素を断ち切りたいとか

 

あるいは

新しい習慣を作りたい

というものがあれば、

 

まず初めに

 

「現状を正しく認識する」

というところから始めてください。

 

あなたの現状が

いまどういう状態なのかを

はじめに正しく認識しましょう。

 

自己認識というのは

習慣を作っていくときに

ものすごく重要であり、

 

私たち人間は

差分にしか反応できませんから

 

ビフォーアフターの

「before」の状態が分かっていないと、

 

どのように変わっていくのかが

認識できないのです。

 

エリートや成功者のような

自己認識能力の高い人というのは

 

例外なく、

 

正しい規律と一貫性を持っている

と言われていますが、

 

では、私たち大衆が具体的に

何をしたら良いのかというと、

 

それは

 

「定量的に測定する」

ということです。

 

もし、あなたがこれから

「運動」を習慣化したいのであれば、

 

ぜひ一度

体力測定というものを行なってください。

 

「健康的な食事」を

習慣にしたいのでしたら、

 

最初に

健康診断や人間ドックに行ってください。

 

そして、できるならば

当院の「姿勢分析」を

再度、受けてみましょう。

 

定量的なデータ分析を

受けることによって、

 

自分でも気づけなかった

「不調」に気づくことが出来ます。

 

私の場合ですが

筋トレを始める前に、

 

「In-Body」という体組成計で

筋量や体脂肪率を測っていて、

 

そこで、腕の筋肉が

圧倒的に弱かったのを知り、

 

普段の有酸素運動の他に

腕立て伏せの要素を追加しました。

 

それまでも

 

バスケットボールという競技を

社会人になってからも

下手のよこ好きで続けていたので、

 

ダンベルや腕立て伏せは

やってきたつもりだったのですが、

 

そもそものやり方や、

食べるものとかが

全然合っていなかったので、

 

体型がすごい細かったのです。

 

そして、

 

師の山﨑先生のチェックを

受けたことで

 

自分のカラダの歪みも

見つけることが出来ました。

 

カイロプラクティックの神とさえ

言われていた達人たちから

施術をしていただくこと13年間

 

それまで

人一倍健康に気を使ってきて、

 

「まさか歪んでるわけないだろ」と

自分では思っていましたが、

 

山﨑先生から指摘されて

自分のレントゲン分析をみれば

歪みは明らかでした。

 

ここで不調に気づけたので

バイタルリアクトセラピーで

治療をしていただき、

 

普段の姿勢や日常生活習慣を

意識するようになりました。

 

このように

 

自分では気づけなかった部分に

気付こうと思ったら、

 

まずは定量的に測定するしか

方法はありません。

 

当院の姿勢分析は

最初の状態を記録紙に残せば、

 

あとはそれと比較するだけなので

そんなに頻繁にする必要はないです。

 

ぜひ一度

姿勢分析を受けるようにしてください。

 

ちなみに、

 

エリートや成功者と言われる人たちは

こういう感覚がものすごく強いので、

 

え、そんなところまで調べるの?

というところまで測定しています。

 

知り合いの投資家などは

ウェアラブルウォッチを着けて

24時間の脈拍を自分で測定したり、

 

お肌の凹凸の差が

どれくらいあるのかを

美容皮膚科で調べてもらったり、

 

自身の指の末梢に

どれくらいの栄養が行き届いているのかを

観察するため、専用のスコープで

覗いたりもしています。

 

当院でも、

同じ毛細血管像を観察するスコープや

 

飽和酸素濃度測定器、骨密度測定器、

視力計、肺活量検査器などを揃えていて

 

最近では

診断行為にならない範囲内での

尿検査や新鮮血観察も行い、

 

定量的なデータを集めています。