3章 Day.46「テレビの罠」

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

 

次は「テレビ」について

お話しいたします。

 

テレビに関しては

すごく生活に馴染みがあるため

 

「全く観ない」という方のほうが

珍しいのではないでしょうか。

 

このコンテンツの流れ的にも

私はこれからテレビの悪口を

散々書いていくのですが、

 

正直、個人的な好みもあります。

 

なので、

必ずしも「やめたほうが良い」

とは言いません。

 

言いませんが、

関わり方を見直すキッカケになれば

嬉しいです。

 

結論から言ってしまえば

「テレビ」というものは、

 

人間を無思慮にするためのツール

という裏の顔があります。

 

「無思慮」とは

社会心理学的にいう思考停止状態のこと。

 

人が最も洗脳されやすい状態

 

人が最も他人の言うことを

信じてしまう状態

 

そういった状態のことを

「無思慮」と言います。

 

テレビというモノは

ある意味で、

 

国が国民に対して提供している

という側面をもっていて、

 

何のために?

放送を提供する意味は?

 

と、思われるかもしれませんが

 

私たちは既に「弁証法」という概念を

身につけてきたので、

 

これからは良い面だけではなく、

悪い面(アンチ)も意図的に

見ようとするよう意識してください。

 

すると、

普段から当たり前になっているものに対して

 

そのアンチテーゼとして

裏側に隠れた戦略みたいなものが、

 

この資本主義社会には

たくさんあることに気がつくでしょう。

 

「お金」は

その最たるモノだと思いますが、

 

普段私たちが当たり前のように

使っている「お金」というものは、

 

よくよく考えたら

すごく不思議なもので、

 

紙幣などは1枚1万円を造るのに

20円くらいのコストしか

かかっていません。

 

原価率0.02%

 

昔は、金貨とか銀貨に

価値があり、

 

それを物の交換の際の

媒体として成立していましたが、

 

今の紙幣というものは

何の価値もなく、

 

ただの紙キレなのです。

 

なので、1枚造った時点で

誰かが9,980円分を得しているって話です。

 

こんなふうに私たちは、

「当たり前」のように

お金というものを使っていますが、

 

そこに隠れた意図みたいなものを

見出せるようになれたら、

 

あなたにも新たなフィルターが

身についた証拠です。

 

見える世界が

まるで違ってきます。

 

「テレビ」も昔から

当たり前のように鑑賞していますが、

 

「裏側に何かあるんじゃないか」

というように見る姿勢を

 

ぜひ

身につけていただきたいのです。

 

私も昔は当たり前のように

テレビを観て育ってきたのですが、

 

概念を身につけていくうちに

このように考えていった結果、

 

「観るに値しない」と判断してからは

今はほとんど観ていないです。

 

そもそも「テレビ」は

いつ日本に入ってきたのかというと、

 

1946年、戦後にGHQが

日本を解体したときです。

 

そのときの補助政策

「3S政策」というもので

テレビが入ってきたようです。

 

Sports

Sex

Screen

 

頭文字のSから

3S政策というように呼ばれています。

 

プロ野球やプロサッカー

プロレスなどは、

 

この年から始まりました。

オリンピック放送もそうです。

 

そして、

ポルノが解禁となり

 

映画やテレビが

スタートしたのです。

 

GHQ側の主張としては

日本国民の息抜きのために

導入したと、

 

表向きにはそう言っていますが、

 

戦争した敵対国に対して

そんなものを100%の善意で

入れるほうがおかしいですよね。

 

そこにはやはり

隠れた恣意的な戦略があるのです。

 

アメリカ側の主張を

具に見ると、

 

日本国民を政治的な関心から遠ざかるための

インセンティブが入っている

と言われています。

 

なので、

この「3S政策」のことを

 

皮肉を込めて

「愚民化計画」と呼んでいる

専門家もいるようです。