この記事を読むのに必要な時間は約4分です。
音声プレーヤー
(再生ボタン▷で音声でも学べます)
「脳の構造理解」
ということで、
ここからは脳科学的な
お話をしていきます。
超一流の生活習慣を
身につけるのに
なぜ「脳の構造理解」というような
仰々しいテーマが述べられるのか?
それは、「脳科学」を学ぶ意義が
十分にあると思っているからです。
人間の脳というのは
これだけ人類の叡智が
発展してきた今でも、
その殆どが
実は分かっていない状態です。
未だに脳というのは
「最高最速のコンピュータ」
という位置付けにしかいないのです。
脳は、他の臓器とは
複雑さが全く違います。
人間の各臓器といわれるものは
医学の発展とともに
ある程度までは解明されていて、
どういう役割を担っているかが
既に分かっています。
脳においても
神経細胞があって
それが電気的な結合をしている
ということまでは確定していますが、
ただ、
その1300g程度の脳が
どうやって
感情とか自我を
生み出しているのか
人間はまだ手がかりさえも
掴めていません。
脳は、私たちの身体に占める
約2%くらいの小さな臓器ですが、
体全体で使うカロリーの
20%以上をも消費しています。
樹状突起などを含めた神経回路などは
もし1本のひも状に伸ばしたとすれば、
100万㎞くらいの長さになると
いわれていて、
地球から月までの距離が
約38万㎞なので、
その往復よりも長い回路が
ヒトの頭蓋骨の中に詰まっている
というような
イメージになります。
それだけ複雑な
コンピュータですから、
脳は時々、驚くような
超能力みたいなものを
発揮することがあります。
例で言えば
「サヴァン症候群」といわれる
患者さんが発症する現象です。
脳の一部が損傷して
別の部位でそれを補うように
何かの能力が「特化」してくる人が
稀にいます。
有名なところで言ったら、
「直感像記憶」ですね。
本を1秒に1ページ
捲っただけで、
それが全て
画像としてインプットされ、
頭の中で全部
処理することが出来てしまう能力です。
こういった能力を持つ人は
ものすごい速いスピードで
本を読むことが可能です。
また
シュリニヴァーサ・ラマヌジャン
という数学者がインドに実在していましたが、
この人は、複雑な数式を
感覚や直感だけで解いてしまう能力があり、
1日に難しい数式を5個とか6個、
毎日、作っていたそうです。
それを、後世の数学者たちが
ラマヌジャンの作った公式を解くのに
何年もかかって証明しています。
ちなみにこれは
現在の最新コンピュータでも
出来ない能力です。
次のお話は、Day.27「AIコンピュータ」です。